さよなら大好きな人

誕生日前日にどんなことを書こうかなぁって考えてたんですけど。
(おたおめの言葉は明日書きます。)




ふと、この曲が思い浮かびまして。
言わずと知れた、花*花の「さよなら大好きな人」。
亜弥ファンの方なら、この曲に対する亜弥の想いが尋常ではないことはわかっているはずです。




念のためにお話しておきますと。

東京へ行く出発の朝に、友達たちが。
なんか突然、うちの犬がものすごく吠えたので、何だろうなぁと思って家の中から覗いてみたら・・・。


朝、早かったんですよ。家を出発するのも朝の7時には出なきゃいけない状況だったんですけど、その前に、6時過ぎたあたりに、友達がワーッと10人ぐらい来てくれて、「えーっ!?」って思わず飛び出したら、「見送りにきたぁーっ!」って言って、みんなで来てくれて。
花*花さんの「さよなら大好きな人」っていう歌があるんですよ。それを“さ〜よなぁら、大好きなぁ〜亜弥ぁ〜♪”って、その時みんなで朝から大合唱してくれたんです。



その時は泣きましたね、さすがに。うちのママも一緒に泣いてました。
パパもママも「ええ友達を持ったなぁあ!」とか言いながら(笑)



(「亜弥とあやや」より抜粋)

こういうエピソードがあったんですね。



松浦亜弥という人間は、すごく恵まれてると思います。
両親であったり友達であったり。そういう環境の中で育ってきたのも彼女の持つ“強運”の一つなんでしょうね。





当時の友達にしてみれば、そうやって見送った彼女が、今や万人が知る「あやや」になっているわけです。
そんな姿を見て今、何を思うんでしょうか。



歌詞にあるような悲しい別れではなかったと思います。
同じ日本にいるのですから、合おうと思えば不可能な距離ではないです。


それでも、自分達と泣いて笑った“亜弥”はそのときが最後だったのかもしれません。


デビューして得るものは多かったでしょうが、失ったものもそれなりにあったはずです。
今から地元に帰って普通の高校生・女子大生になることもできるでしょうが、それはデビュー前の亜弥とはまた違ったものになるでしょう。



あの頃はもう帰ってきません。




14歳でデビューした亜弥が、もう18歳になります。
その時その時でいろんな姿を見せてくれる彼女ですが、今のあややはデビュー当時の松浦亜弥とは多少違いますし、デビュー前の亜弥とも違います。



18歳という節目の歳ですから、昔の自分を振り返ってみるのもいいと思いますよ。
そうして、自分は多くの人に支えられているんだと再認識して、また前を向いて全力で走っていけばいいと思います。