中村ノリのお話

巷で噂の中村紀洋さんですが。
いろんな話を聞いていて、個人的な見解。


いたるところで情報が食い違って、結果としてこういう形になったのですが。


物事って、基本的に「どちらかが100%悪くて、どちらかが100%正解」って言うことは稀だと思うのですよ。
揉め事になった以上、どちらにも言い分はあるし、どちらにも非がある。



交渉の席でどういう会話が行われていたのかはわからないですが(きっと数年後に中村本人が話してくれることでしょう)、中村本人の態度っていうのがよくわからんのですよ。
代理人と球団の交渉がほとんど(ノリが同席したのは最初と最後だけだったと聞きます)だったから、やれ自由契約だのなんだのっていう変な情報が出たわけでしょう?
だとしたら6回も交渉やる前に、2,3回終わった時点で「俺が直々に行って話をする」って言えなかったんでしょうか。
自分の言葉を伝えずに横槍ばっかり入れてたら、球団もそりゃあ怒るわな。


お金とか年齢的なものとかもそうですが、そうやって曖昧な行動をとり続けたことも他の球団が「要らない」って言ってる理由の一つなんじゃないかなぁ。
雇う側からすれば、来オフ以降もそうやって変な揉め事起こされたらたまらんからね。


「どんな状況でも受け入れる」と言っているらしいですが、言っていることとやっていることがちぐはぐでないですか?
そういう心境って、実際に直面してみないとわからないのかな。



球団の提示(60%ダウンの8000万だっけか)は妥当かと思います。
仮に公傷が認められたとしても、ダウン額はそこまで変わらないような。
6回も交渉しているのだから、怪我をおして出場していたことについては球団側から何度も話があっただろうしね。


でも球団側は、そういう提示に対して判を押さない選手側を説得し切れなかったことはよくないと思いますけどね。
「来期も必要な選手*1」ならば、説得しなきゃいけなかったと思う。



どっちを推すとかないです。勝手にやっててください。
それ以上に今オフはいろいろ楽しみな話題があるんですから。

*1:本音なのか建前なのか知らんけど