爆音が終わって思うこと

爆音、無事に終了いたしました。
昨日の今日だけど、もう終わったことだから全部話しちゃっていいよね。


不特定多数が見ているから、本当は良くないのかもしれないけど。
(思いついたらまたいろいろ追記あるかも)


先頭バッターでDJやらせていただきました。
セットリスト。


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正直、始まるまではものすごく乗り気ではなかったのですよ。
(スタッフがこんなこと書いちゃいけないのかもしれないけど)



これ、セットリストは当初予定していたものからちょっと変わってます。
リクがあったペルセウスは即却下。あと当初は即抱きとか入ってたんですが外しました。
胸スカとかもちろんかけたかったよ!でもあの時点では明言できなかった。


それっていうのは主催者の方から言われまして。


その時はホントにブチ切れてた。
俺の意向が通らないってことよりも、なんか上からの意見を押さえつけられてたように感じたから。
だったら内輪で勝手にやればいいじゃん!って。
それでなくても卒論発表と重なってて忙しかったしね(まぁ忙しいのはみんなそうなんだけど)。


今までは内輪のイベントしか行ってなかったから、ある程度みんなで空気読みつつ選曲してたんですね。
それが今回は外部のイベントに行ったことで、役割分担がしっかりしていたんです。
誰がどの辺をかけるとか。そういうの。


上を見てもらえばわかるとおり、まぁ俺の担当は松浦さん近辺って感じ。
そこは譲れないというか、流れとして。



俺は主催ではないですが、自分の中では今爆音をやるにあたって昔のヲタ(爆音で育った世代)と最近のヲタ(爆音を見たことすらない世代)が分断されてしまうことが一番恐かったんです。
爆音に行ってた人たちは「昔のいい曲を聞ける」のが嬉しいんでしょうけど、はたして今のヲタがそれをどう思うのかな、と。
顔合わせのときのDJ陣の雰囲気からしても、ちょっとマニアックな選曲に偏りそうな気がしたので。


そういう中で自分が先頭バッターになったことで、立ち位置がはっきりしたような気がします。
周りがそうやって隅をつついてくるならば、逆にベタベタでわかりやすく盛り上がるあたりをかければいいんだなと。
だから、俺がかけそうなわかりやすいあたりしかかけてないでしょ?w
ペルセウスも、もしあのDJの中でかけるとしたら俺だったかなと思いますし。


正直、あのDJメンツに比べて俺は技術や知名度もそこまでないですし、初期からのヲタでもないです。
で、俺ができることって何なのかなと考えて、上のような結論に至りました。



でも結果的には、そうやって役割分担をしたことが逆にお客さんには楽しみやすかったのかもしれません。
BCをくろティーさんに完全に回してしまったことで、お客さんにも「今はそういう流れなんだな」って言うのがわかっただろうし。
(まぁ1人50分と限られてたんで、かけられない曲ももちろん出てきてしまったわけだけど)


終わった後(やってる途中も)で「あれがかからない」とか文句がほとんど無かったのが全てなんでしょう。
みんな満足してたもん。いい顔してた。


思えば三田爆もそうだったなぁって、ちょこっと思った。
三田爆音と本家の爆音では客層が違うんで同じものさしで議論することはできないですが、どっちもお客さんのツボを抑えてたってことなんでしょう。
何でもかんでも昔から今までいろいろかけても、こういう結果にはならんぜ。



勝手にキレてた自分が恥ずかしいですわ。ごめんなさい。

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↑で“役割分担”ってありましたけど、厳密にはそこまでガチガチに縛られたものではなかったです。
打ち合わせの段階で「これだけは譲れない曲orアーティストありますかー」って話だけして、あとは数週間前までほとんどDJ陣の打ち合わせも無く。


でも、それぞれがそれぞれ立ち位置がわかってて。
その人らしく動けば、ちゃーんと流れが作れるようになってた。
フロアもそう。誰がどうってわけじゃないんだけど、来るべくして来た人たちが集まってその人らしく動いてました。


それっていうのは、誰から強制されたわけでもなく教えられたわけでもなく。
それぞれが天賦のものとして持ってるんですね。



その辺のところ、ヲタは本当にすごい。
何かに吸い寄せられるように、そういう人たちが集まるんだもん。


あそこにいた人たちみんな、一人でも欠けてたら形にはならなかったと言ってもいいでしょ。
それぐらいほぼ完璧なものでした。