楽しむ人・楽しませる人

イベについて書かれていたのを見たので。
なんだか最近は大学生活の振り返りが多くなっちゃうねぇ。こんなんじゃ秋以降が思いやられますがw


あんまり気を悪くしないでください。


※トラバするのもあれなので、星をつけてきました。


大学1,2年の頃はほぼ100%お客さんとしてイベに参加していました。
もともと爆音にはそんなに行ってなくて、どちらかというとナイト系に行くことが多かったです。
あやナイは当時特にオドリストが多くて、自分もそういう中にいたことで頑張んなきゃいかんなって常に思ってた。


同時に、当時はアンチヲタ芸でしたねー。
ハロ全体を見たら圧倒的にオドリストの方が少数派だったような気がします。
そういう中でこっちは踊りたいのに、どうしても場がヲタ芸に向かってしまっていて、なんだかなぁと。


それが、3年生ぐらいからだんだんと立場が変わってきました。
もちろん遊びにも行くんだけど、少しずつイベの運営に参加させてもらったりしてたことで、見方が変わってきたというか。
楽しむ側と楽しませる側の両方がわかったことで、(片方の立場にいたとしても)どっちとしても動けるようになったと自分では思ってます。


今はオドリストと芸師が半々ぐらいなのかな。それかオドリストが若干多いか。



そんな自分の見解ですが。


例えば爆音なら、ものすごくヲタ寄りにしちゃってもいいと思います。
周りは基本おまいつだし、おまいつじゃなくてもそれなりに場数積んでるor度胸据わってる人だろうからねw


それが、木3イベとか割とライトな人たちも来ている場であれば、踊る曲より打つ曲が多いほうがいいと思う。
全くイベとか行ったことない人が、どっちのほうが入りやすいかって言われたらヲタ芸(ミックスとか特に)のほうが入りやすいだろうから。
何時間かイベを見ている中で興味を持つほうは人それぞれでしょうが。


それか、初見でも踊りやすい曲を選びます。月並みですけどセクボとかね。
ただ見て帰るよりも、同じ輪に入ったってだけでだいぶ違うだろうし。


初めて来た人が「次も来たい!」って思ってくれたらイベやる側としては嬉しいことで。
どっちにしても、そう思ってもらうことがイベやる側が考えてることなんじゃないかと思います。


自分はそういうイベンターじゃないですけど、一期一会っていうか、そういう機会は大事にしたい。
幸いにしてハローは(ファンレベルで)そういうのがいろんな方向に伝播していく土壌がある程度出来上がっていることですし。



それでリピーターになっていただいたお客さんは、今度は飽きないようにあの手この手を使ってくるはず。
それはものすごく難しいと思います。イベとしてもDJとしても飽きさせないっていうのは。


愛されていくイベントとかDJっていうのは、そういう“裏切り”が上手いんじゃないかなって思う。
セットリストでもMCでも、「次は何をやってくれるんだろう?」「こんなんかけてきたか!」みたいな裏切りをやってブースでニヤニヤしてんのがDJじゃないかなとw
ただフロアが動き出す曲を流し続けることがDJの仕事だとしたら、きっと退屈でしょうがない。



今のハロ全般のイベだとやっぱりワンダが主力になってしまうのでセットリストもそっち寄りになってしまうのは仕方ないんですよね。
例えば俺が亜弥ちゃんかけたくても、踊ってくれる人や反応してくれる人がいなければそれこそ自己満ですし。


逆に言えば、かける側も「危なくなったらとりあえずこれかけときゃ大丈夫か」みたいな気持ちで駒を持ってる部分もあると思います。
それぐらい今のオドリスト*1ってあからさまなんですよね。ベリキュ以外踊らないとか。
それが曲ごとに入れ替わり立ち代りになるならいいんだけど、みんな一斉にサーッといなくなるようだとやりにくい。



あと昔、何かの機会で、前でみんなが踊ってるのを後ろから一般のお客さんが見てる光景を見て、すっげー冷めたことがあったんです。
純粋に踊りたくて行ってるんだけど、結果的に見世物になってしまっていて。
そういう風に壁がどんどんできあがっていくのが嫌でした。




なんか長々だらだら書きましたけど、オドリストとかヲタ芸師とかそういう括りで自分を縛らなくてもいいんじゃないですか。どっちか寄りってのはあるかもしれないけど。
生粋にどちらかでしか生きられない人もいるのかもしれないけど、双方をわかると双方の楽しさが見えてくるんじゃないかなと。
踊りなら踊りでどちらかに決めるなら、食わず嫌いせずにハロ全般に視野を広げてみるとか。


もちろん自分が踊りたい打ちたい曲はあるんだけど、それしかやらないっていうのはどうなのかなと。(ある意味プロだけど)
4番だけ並べても打線にはならないってことです。違う?w


DJの動きやすさを作るのもお客さんの責任かなって思う。
「あの人がいるからこれかけても大丈夫だろう」って人がいるだけで、すごくやりやすくなる。(日記書いてた某氏もその一人ですね)
今はDJを専門職にしてる人も少ないですし(自分含む)、そこを助けてあげるのも一つじゃないでしょうか。



スタッフ=楽しませる側、お客さん=楽しむ側みたいな固定観念を捨てることがイベントの最終形かなと自分は考えています。
あくまで俺が楽しいイベントの、ですが。



思っていてもできないことは多いんですけどね。
でも、何も考えないよりはいろいろ考えているほうが潜在的に動けるような気がします。

*1:もちろん全てではないけど