全てが終了して思うこと
世の中にサークルと言うものは数多あれど、奇跡のサークルは一握りだと思います。
(それは個人の考え方によって違うのだろうけど)
その中でも、“奇跡を起こせるサークル”はウチだけだと思ってます。これは断言できる。
そういう星の下に作られたものなんです。慶應モーニング娘。研究会。
なんだか無理にかっこいいことを言っているようですが、本当のことですから。
このサークルに入って3年半になりますが、そういうのいっぱい見てきた。
そもそも、3年前にコバと一緒にモ研に入ったときには、三田祭のステージであんなことやるとは思わんかったもの。
今まで4回、割と裏側を見てきた人なのですが、いろーんなことがあったのよ。ほんと。
そういうことが起こったときこそ、本当の意味を知ることができるといいますか。
今年も例外に漏れずいろんなことがありました。
ご来場くださった方にしかわからないこともあり、スタッフしかわからないこともあり。
そういうことがあったときに、それが収まってあとあと考えるとすげぇなって思うの。
ちょっと前に思いつきで考えたことが、最終的に絶妙な選択であったり。
あと、今年は天気に恵まれたのもありました。
金曜も日曜も雨の予報だったんですけどね。どっちも結局降らず。
(日曜の打ち上げ終わったあとは降ってたけど)
よく考えると、「雨天中止」もないんですよ。
一番やばかったのが去年の海爆ぐらい。
その時ですら台風の進路が変わったからね。見事に逗子だけをよけて。
運命なのか偶然なのか。それだけで計れないものなのかも。
特に人のめぐり合わせは見事としか言いようがありません。すごすぎる。
教室終盤、コバに完全に任せて三田を離れられたのもそこです。
正直、俺一人いなくても大丈夫なサークルだもの。
俺がやったことと言えば、ステージでのあのMCぐらい。
終始しどろもどろだったけどさw
最後まで代表っぽくない代表でしたが、今考えるとそれでよかったと思うの。
俺には初代代表や2代目代表のように絶対的なカリスマがあるわけではないもん。
本当はそういう立場の人ってどっしり構えていなくてはいけないのだろうけど、それもできるわけではなく。
だから、周りのみんなには「ありがとう」と「ごめんな」っていう気持ちがあります。
俺の力は全然無く(言い過ぎでも何でもなく本当に)、みんなでやったこととミラクルによるもの。
代表は、それによって少しだけいい思いをさせてもらったぐらい。
逆に言うと、過去の代表に対して自分があんまり仕事できてなかったことで、後ろの代には気負いなく襷を渡せたのかな。
あれぐらい適当にやっていても、周りが支えてくれるっていう気楽さを持ってもらえれば。
俺が言えることはそれぐらいしかないけど、ある程度ゆるりとやっててもこのサークルの連中は最後には決めてくるので。
三田爆音って、年に一度の再会ぐらいの気持ちでいいと思うのです。
その時になってみんなが動いてくれていたら、代表やってて嬉しくなるから。
今年の俺がそうだった。
個人的にはステージでできることは全てやりきりました。
今のところ、これ以上のものは作れないと思ってる。
それが、来年下から見た時にもっとすごいものになってたらうれしい。
そして教室にはもっと多くの一般のお客さんが来てくれたならうれしい。
もはや、単にバカ騒ぎしてそれを一般人が見て楽しむイベントではないと思うのです。
今年の予想以上の期待度に、そういうことを感じました。
「見せる」のではなく「魅せる」。(あ、ちょっとうまいこと言えた。)
そして、みんなが楽しめるようにね。
でも、(イベ前に言われた言葉を拝借しますが)自分を犠牲にするのではなくあくまで自分は一番で。
みんなの中に自分も入っていることを忘れず頑張ってください。
ステージ上からのI knowと今日の帰りに胴上げされたことは一生忘れません。
ありがとうございました。
明日からまたいつもどおりの生活へ。
また来年の秋に会いましょう。ありがとうございました。